危機を未然に防いだものは英雄になれない。

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テレビ東京のビジネスニュースの解説者が「危機を未然に防いだものは英雄になれない。」といっていた。

確かにそうだ。何も起こらなければ文句がつけられない。また解決のために努力しているのかもはっきりと表にはでない。

リーマンブラザーズの破綻等、アメリカ経済が壊滅的な状態になるにつれて、当然のごとく、もっと事前に手立てを打てなかったのか、その救済策では不十分という批判がでてくる。

実際にそうかもしれないが、一方で実は、かなりの部分を未然に防いでいて、これでも現状はましなのかもしれない。未然に防がれた部分はタイムマシンで戻ってやり直さない限りわからないIFの世界だ。

そういう意味でいうと、すでに好調な状態を維持しているとき、何も問題が発生していないときに、その責務についた人は、その時点でなかなか英雄になれなさそうだ。維持拡大しているうちはいいが少しでも傾こうものなら矢面にたたされる。10回の細かい成功も1回の失敗でアウトだ。未然に防いだ部分がなければもっと大変なことになっていたかもしれないのに。

逆に最悪の状態でスタートすれば英雄になれるチャンスはぐっと高まるかもしれない。

また、それをよしとして、仲間の誰かが間違っていることを知っていてその解決策を知っていたとしてもすぐには言わず、問題が表面化してから解決するという、英雄づらをする人も実際にいるだろう。実際はもちろん表面化する前に対処した人が一番偉いはずだ。

何ごとも前に前に対処をしていくことが非常に重要であり、最終結果だけでなくプロセスの結果もみて(一見何も起こらなかったときだとしても)評価をしていかなくてはいけないということである。

 

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このページは、hidesaが2008年10月 7日 20:49に書いたブログ記事です。

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